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運送許可を取得して3か月。新規許可事業所に向けた「巡回指導」がありました。
運行管理者と一緒に諸々の帳票の作成や証明書の発行など かれこれ30ほどの項目を片っ端から揃えます。
A~Dで評価がつけられ D,Eとなった場合は 運輸局からの「監査」対象となります。
その揃えるものというのは…
①許認可申請書・認可書
運行許可証はじめ、申請書一式、増車減車事務所移転等、事業所内であった変更はすべて運輸局に申請手続きをします。
その書類が揃っているか、現状と相違ないか。
②帳票類
・運行・整備管理規定
・運行管理者・整備管理者選任届、研修手帳、資格者証
・運転者台帳
・点呼記録簿
・乗務記録
・デジタコ記録
・運行指示書
・運行計画および乗務割当表
・拘束時間管理表
・乗務員への指導教育計画表・記録表
・運転記録証明書
・適性診断受診結果表・計画表
・事故記録簿
・車両台帳
・出勤簿
・日常点検票・日常点検基準
・定期点検整備記録簿・定期点検基準
・定期点検整備実施計画表
・賃金台帳
・就業規則
・36協定
・労働保険概算確定保険料申告書
・雇用保険加入台帳
・健保・厚生年金加入台帳
他、もう少しありますがざっとこんなものです!前の職場の時は 数百枚あるデジタコの記録表から たった一つの休息時間違反を指摘されたことがあります。
指導員を絶対に甘く見てはいけません。運行開始前からこの日のために日々ぬかりのないように、帳票を管理して作成してきましたが それでも
前日は夜中の0時までごそごそと帳票の確認をしていました。
監査は事業所によっては専門の行政書士を頼んだりするそうですが うちは今後の為にも自分たちだけですべて揃えました!
そして、当日…。
午後13時に2名の指導員さんが来られて ひとつひとつチェックしていきます。
Dとか、Eだったら・・・
不安がぬぐえません。
そして、結果は…
巡回指導員さんに
「よく勉強している。もう何度も巡回指導してきたが正直、新規許可の巡回指導でA評価は初めて」と
ほめていただきました。ほんとにホッとしましたが それはまだ従業員が少人数で台数も運行の範囲も狭いから。
今後、本当に気を引き締めて管理を徹底していこうと改めて心に誓った日でした。
目指すは早期の「Gマーク」!一流の物流を目指して社員一丸となって邁進していきます。